2013-11-27 第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
例えば、私、専門は精神科の医者なんですが、我が国の精神科医療というのは、田村大臣とかはお詳しいかと思うんですが、カクテル処方といいまして、かなり多剤併用療法、いろいろな薬を組み合わせていくということで、カクテル処方をやっているといって、やゆされることもございます。
例えば、私、専門は精神科の医者なんですが、我が国の精神科医療というのは、田村大臣とかはお詳しいかと思うんですが、カクテル処方といいまして、かなり多剤併用療法、いろいろな薬を組み合わせていくということで、カクテル処方をやっているといって、やゆされることもございます。
○小沢(和)委員 多剤併用療法が実施されるようになってから完全に治るようになったということは、私は承知しているんです。しかし、篠崎局長の発言、では、もっと正確に引用しましょう。こう言っているんです。「少なくとも、隔離の必要性がなくなったのは、サルファ剤それから抗生剤などを組み合わせて療法として用いる多剤併用療法が定着したと言われている一九八一年以降であるというふうに考えております。」
また、治療の現状の課題がどういうものかということでございますが、ハンセン病治療における今日の課題といたしましては、先ほど多剤併用療法で約百万に一人ぐらいの耐性ということでございましたけれども、若干最近薬剤に耐性を獲得した菌が出現をいたしておりまして、この耐性菌対策が今非常に重要な課題というふうに考えております。
○篠崎政府参考人 今の御質問のお答えに少し外れるかもしれませんが、私どもハンセン病行政に今まで携わってきた者といたしまして、事実として、今申し上げました一九八一年、これは一九九六年になるわけでございますが、そのときが多剤併用療法が定着した時期であり、医学的にはあるいは治療という意味では、隔離の必要性がなくなったというふうに認識をいたしておるわけでございます。